久しぶりにレンズを買う |
事務所の机のPCの脇に置かれたニコンD800はストラップのたわみもそのままに放置されている。
今電源を入れてみたらバッテリーの目盛もそのまま。
この辺はソニーα7RⅡと比べると「さすが!」と言いたくなる(笑)
先日、海外のオークションを見ていたら、あまり見かけることがないローデンストックの
アポ・シロナーS135mmが二つ出ていた。
一つはヨーロッパの出品で、シャッターはコパルのプレスシャッターがついていた。
5万円位で入札がとまっていたのだが、次に見た時にはオークションが終了していた。
どうやら早期終了したようで、落札者はいなかった。
で、別の方、こちらはアメリカだ。
結構、というか、高いのだがアポ・シロナーSのシリーズ完結を夢見ていたし
他に買いたいと思うものもなかったし、最近あまり欲しいものが無かったので
九州のお医者さんにお願いして落札(Buy it Now)してもらった。
先生、いつもお手数をおかけしております<m(__)m>
先日届いたので、今日、仕事を始める前にレンズボードに取り付けた。
「そっちとは飲まん」
「なんでじゃ」
「死んでいったものに、すまんけぇのぉ・・・」
である(わかる人だけで結構です)。
さて、大判の135mmというと、ツァイスのプラナーが有名で
カメラバブルの頃は結構なお値段だったのだが、最近は大判使う人も少ないようで
ヤフオクなんかでも以前よりもずっと安いのに誰も入札しない。
ビオゴンの75mmなどもそうだ。
どちらもいいレンズだが、4x5にはイメージサークルがギリギリだったんだっけかな???
未だに現行のシャープでパキパキのレンズよりも古い玉がお気に入りなんだが
コダックのポートレートレンズなんかを使ってみたいなぁ・・・と最近思う。
思うのだが、そうなるとポートレートで、さらに言えば、この辺のレンズになると
周囲のボケも含めてやっぱりバイテン、8x10を使わなければレンズのうまみを逃がしてしまう。
なので、今の状態では手を出すのは危険だな・・・と、
大人の判断をしている。
それにしても、梅も終わりに近づき、そろそろ桜の季節になるのだが
今度の週末のオフも仕事で欠席にしてもらい、果たして、今年は桜を何度撮りに行けるやら。
それが終われば、また「裏切り続けられている」富山に行かねばならない。
ああ・・・