今日は乗鞍岳へ・・・ |
テレビを観ていたら遅くなってしまったが、現地(一之瀬園地)に到着は案外早かったのだが、仮眠していたらもう明るくなりかけていた。
こりゃ三脚が立てられないか・・・???と思ってザック背負って三脚持ってまいめの池に行ったが、案外空いていた。
ありゃ???と思ったのだが、要所は三脚が立てられていての端っこに三脚を立てて時を待つ。
ここ、私の撮り方だと向こうの山の斜面にコンクリートの部分が見えちゃうんですよね。
これを回避するため早く来て三脚を立てるひともいる。
何を勘違いしていたんだろうなぁ…???
テニヒカのレンズを150mmにして、これでもまだ、もう少し広くしたが、135mmは持ってきていない。
重い思いニッコールの800mmはザックに入っているのに、軽い軽いアポ・シロナーs135はザックに入れてこなかった。家の防湿庫で鎮座している・・・。
仕方無く150mmで撮影だ。
ま、135mmでは少し広すぎてお空も手前の枯草も写りこむだろうから150mmがいいのか。
富山での漁火は簡単にピント合わせをさせてくれたBOSSスクリーンだが、そのスクリーンでもまだピント合わせがしづらい暗さのなか、周りのデジカメはどんどんシャッター切って行く。私もテヒニカを台にしてピント合わせしてシャッターを切る。
こんなに暗いのに、拡大ボタンを二回押したα7Rのファインダーは向こうの木々の葉っぱが一枚一枚確認できるくらいに見えるのだ。
デジタルって凄い!
そして・・・
つまらない!!(爆)
テヒニカで最初の場所で数枚撮影し、もうすぐ光が当たり始めるころになると・・・帰り始める人多数。
なんでだ???
近くの人と話をしていたら朝のしっとりした光線が云々というので、それもいいけどせっかく向こうの山があるんだから、
手前に光が当たり始めた頃が一番いいのになぁ・・・と、思うのは少数派なんだろうか???
人が空いたので向こうの山の斜面のコンクリートが見えない位置に移動していたら・・・
今日もやって来ました、8x10が。
遠目に見ていたら見慣れたことのあるカメラで、それはディアドルフではなく、ヤフオクで見かけるシャモニーというカメラらしかった。
セットしているところをまたも無神経に話しかけると、やっぱりシャモニーで見た感じ、結構しっかりできているようだった。
光が当たり始めて撮影をしたけど、思ったようなモヤが出なくて残念。
でも色合い的にはここ数年ではかなり良い方だったと思う。紅葉の仕上がりも含めて。
シャモニーの方は関西方面の方で、あちらのカメラ屋さんの話やバイテンの話などを周囲の方々も含めてしばらく楽しませてもらった。
二日間にわたってまともな睡眠をとっていないのでこのまま撤収、帰途につく。
途中できれいな紅葉を見つけて何枚か撮影。
先週の乗鞍岳中域もこうだったらなぁ・・・と思う。
何もしていないんだが・・・凄い色合い。これでちょっと角度を変えると緑がおかしな色合いになってしまう。
このへんがデジタルが良くわからないところだ。
この鈴蘭小屋の前のもみじが綺麗なのも数年ぶり(少なくとも、私がここ何回か行ったかぎりではだが)。
ファインダーをしげしげと見ていて、せっかくなので昨日つかったアポ・エクステンダーR x2を持ち出して装着してみた。
最短撮影距離に近いあたりなので、恐ろしいほどの被写界深度の浅さ。ホントに紙一枚って感じだ。
それでも拡大されたファインダー像は葉っぱの葉脈まで見えるくらい。
これを撮り終えて完全撤収。
先週買ったゴボウをまた新島々で買って途中で仮眠を取ったりして帰ってきたのは2時頃。
今日のうちにフィルムを宅急便で現像に出そう・・・と、事務所で横になったら、7時過ぎまで眠ってしまってフィルムは明日出しになってしまった。
一日ワクワク・ドキドキが余計に楽しめるな(笑)
もう一回菅沼に行きたいが、あと今週末までは紅葉が持ちそうもないだろう。
今度の週末は天気も良くはなさそうだし。
あとは南の山の林道だけかな・・・???
この週末二日間、久々に楽しめました。
それと、二日続けてバイテンを見るなんてこともめったにない体験だ。
紅葉風景堪能致しました。
ふと思い返す、'86年ごろハッセルのレンズパンフレット、前田真三さんが写した、Tスターだから見事に浮かび上がらせた午後遅くの紅葉てのがありました。「何でもシノゴで撮っていた自分がハッセルを使い始めて」で始まる文章が添えてありました。
そんなパンフレットがありましたか・・・。
前田真三さんはハッセル使いの代表でしたよね。
私が見た写真集でもバイテン、シノゴからだんだんハッセルのものが増えてきました。
ハッセルを使いだしたのは機材の大きさ、重量の関係が理由のようでしたが
「ハッセルでも十分だ」となったらしいとかなんとか・・・。
アサヒなんとかが出していた「ハッセルブラッドのすべて」も前田さんの解説で
あれは随分と読んだものでした・・・。
はい。A3の二つ折りパンフで、左が前田さんの紅葉で右が藤井秀樹さんの女性肖像でした。昨晩の書き込みの時、右側の名前がどうしても思い出せず、今ぱっと思い出せました。ネット検索したら震災前に故人だったんですね。
豪かな面子のパンフレットですね。
藤井さんはその頃だとまだ「Fグラフィー」はやってなかったと思いますが、彼の女性写真は独特のものがあって見入ってしまうものがありました。
Fグラフィーの写真展を鳩居堂のサロンでやった時に見に行って、売っていたFグラフィーの図録(?)にサインしてもらったことがあります。
テヒニカ買った時に銀一でもらった大判カメラマニュアル(大判カメラのすべて)だったか何かの大判解説本にも天井にセットした足場から下にカメラを向けて和服の女性を撮っているようなのがあった・・・ような記憶も。
亡くなっていたとは知りませんでした。
往年の大物がどんどん亡くなってしまって、これは仕方ないんですけど、さみしい限りです。