連休なので・・・パート1 |
多少のお遊び時間・・・と言うのは、夜明け前に南の山にカメラを持って出かけたり
住宅洗剤を買いに行ったりして、午前中は仕事をしていない・・・という感じの日が何日かあるのだ。
奈良のオフ会も行けず、地元の桜も機を逸し、小岩井農場の桜は気力と体力の関係で早々に諦め
(まぁ、小岩井は今年は花付きが悪かったので行かなくて良かったのだが)、悶々としていると
機材の方に気持ちが行く。
三月頃に幾つかの機材を入手したのだが、今回はそのお話し。
写真にはアップしないが、チョコチョコしたものだと・・・
もう随分長く使っているタムラックの612がかなりヘタレてきたのでネットで探して
同じ612のデッドストックのようなものを入手した。
素材の使い方やロゴが多少変わっていたのだが、まぁ、型番が同じなので同じ使い勝手なんだろう。
以前MIXIにアップしたニコンのベストではないが、最初はこんなに・・・と思うくらいマジックテープが
強烈に貼り付く(笑)
ハッセルの350&500用の保護フィルターをやっと買った。
フィルターで言うと、昔、20世紀の頃に日本カメラで作例を見て以来欲しかった
ハリソン・ディフュージョンフィルターを♯1~5までのセットで入手した。
一番使いそうな♯2が結構痛んでいたのだが、実写をした感じでは大した影響はなさそうだ。
このフィルターは三好和義さんの作例がとてもいい感じで、当時ソフトフィルターに嵌っていた私は
一発でまいってしまったのだった。
そんな話を一昨年、富山の散居村の撮影に行ったときに出会った三好先生本人にお話したら
「まだ使ってるよ~」とお返事を頂き、またハリソン熱が再燃していたのだった。
オークションで競り負けたりするくらい人気があったのだったが
今回は私以外に入札した人は一人で、5枚セットだというのに「え?」と思うような値段で落札した。
オークションはタイミングで随分値段が変わるもんだ(笑)
ハッセルのオープンLコネクターの黒を一つ買った。
同じ黒を一つ持っているのだが、銀塩時代に普通に存在していたものがどんどん無くなって行くので何となく。
普段はシルバーのものを二つ使っている。
少し前にハクバ(アルミケースのあのハクバだ)の人と話をしたのだが
フィルム時代に使われていた普通のアクセサリー類がどんどんなくなっているので
あるうちに買わないと突然困ることになる。
反対にメーカーは回転の速いデジタル製品向けのアクセサリー類を素早く企画・販売しなければならないので大変だそうだ。
液晶モニターの保護フィルムのような、ある程度同じものを流用できるのであればいいが
コンデジ用のケースなどは大きさが変われば在庫はどうにもならない。
ハクバの人に今でもアルミケースは売れますか?と聞いたら、ほんの少しですけど・・・と仰っていた。
その代り、今は出来合いのものよりもむしろオーダーメイドのアルミケースの注文があるようだ。
さて、このところ入手した物の続きで・・・
とうとうこれを入手した。
かなり良い状態だ。
何かと言うと、ホースマンのディスクロックという雲台だ。
知る人ぞ知る、erg・エルグの祖先である。
ネットで見つけて速攻で電話攻撃したのだが、既に閉店した後で・・・
仮予約のお願いをメールでして、翌日の早い時間に電話攻撃して送ってもらった。
送ってもらってそのまま入金の運びとなった(笑)
しかも・・・結構安かったぞ(*^^)v
この雲台、素晴らしい!!!
手持ちのSSS3way、N75Lと比べても、このホースマンの方がいいと思う。
しかも、細部を見ると、「いい仕事してるなぁ~~~」って思うような造りなのだ。
これとエルグの二つを比べて一番ダメなのは現行モデルのN75Lだろう。
(N75Lは現在プロスパインという会社がPN75Lという名称でそのままの設計で作って売っている)
この「ダメ」と言うのは大判を使っている私が思うことで、巻き上げ機構が付いている35mmや中判では
問題はないのだと思うのだが、とにかくN75L(LがダメだからノーマルのN75やALPもダメだろう)は
左右の回転方向のロックが全く役に立たない。大判はフィルムホルダーを抜き差しするので
それを乱雑にやるとカメラが横に動いてしまうのだ。
まぁ、この辺はいずれこれら3機種を写真付きで解説したいとは思うのだが・・・
それから、こちらもいろいろな理由から諦めていたこちらのレンズをゲット!!
ず~~~っとヤフオクに出ていたが少し高いので諦めていた。
このず~~~っと出ていたレンズは同時にebayでも出品されていて
そちらは更に高額な値付けだったな。
随分悩んでいたらもう一本ヤフオクに出てきて、結局私が落札した。
上に書いたように、オークションはタイミングで随分値段が変わるが
この値段だったら、まぁ、得した方かな。
ニコンのレンズボードがくっついていたが、このレンズはそのままではテヒニカでは使えないので
前に書いた延長チューブの残りを早速利用。
これでシナロンSE360とT ED600でリングを使い切ったというところだ。
かなりデカいので手持ちのT ED360・500・720mm用と並べてしばし見入ったりした(笑)
またコンタックスのK84を買うことになった。
前回の世田谷の御仁にお願いすればまだ新品をいくつか持っているので売ってくれたのだろうが
今回はネットで在庫(中古)があるお店が見つかったのでそれで間に合わせた。
ヤシコン・・・とうとう修理も終えるようだ。
で、もう一本。
このT ED600mmを入札中に、上の写真に写っているシナロンSE360の出品者の方から
「以前お話を頂いたシナロンSE240mmを出品しますよ」とメールがやってきた。
予想外に高い値段になってしまったのだが、まぁ、折角のチャンスだし、出元も信頼できる方だし
シャッターも調整済みと言うことだったので納得することにした。
この方がシャッターの調整に出したところは、ハッセルの修理では有名な銀座の某カメラサービスで
この店で調整したってことはOHしたってことだ。
私も大判レンズを一本シャッターの調整に出したことがあるし、以前NC/NRで安く落札して
ウンともスンとも言わなかった、死んだ553ELXを復活させてもらったお店でもある。
このレンズも最初はジナーのDBボードで使っていたようで、ジナー用のコパルではなく
ニコンの240mmのシャッターに取り付けてあった。
まぁ、開放F値はどちらも5.6なので全く問題ないだろう。
第一、前のオーナーさんは・・・プロカメラマンなのだから信頼できる。
で、同じシャッターを搭載しているニコンの240mmと並べて記念撮影(^^ゞ
あのレンズは内部のコバ落ちが激しかったし、シャッター動かなかったし(その後動くようにしたらしいが)
第一、綺麗さが全然違うので、ま、いいか。
綺麗さ・・・といえば、上の写真のニコンの方はフィルターの反射で表面が白っぽくなってしまったのだが
レンズ自体のコーティングがニコンは紫系、ローデンの方はオレンジ系だ。
ニコンは大判レンズに関しては焦点距離に応じてコーティングを変えていたが
メーカーによって色合いが違うのは面白いところだ。この辺が発色の違いに出てくるんだろう。
ボードはニコンの240mmに付いていたリンホフボードとシナロンSE240mmについていた
TOYOのボードを入れ替えたのは言うまでもない(笑)
240mmは210mmほど人気がないようだが、私はもともと使っていたのが240mmで
210mmは持っていなかったことから随分お世話になっていたので是非欲しかったレンズだ。
大判を買って何年もしない頃に撮った↓の写真もニコンの240mmだった。
この写真は手持ちのフィルムが最後の一枚で使い慣れないセコニックのL398で一発撮りだったが
よくもドンピシャの色調で撮れたもんだと思っている。
まだ車で上に上れた頃の乗鞍岳の途中で、このナナカマドも翌年の台風で無残に枝が折れてもうない。
私のお気に入りの一枚だが、無理な事を言えばコレをコダクローム64で撮ってみたかった(笑)
あと135mmと180mmがあるのだが、まぁ、こちらはどちらでもいいか・・・というところだ。
折角なのでローデンレンズ五本を記念撮影しておいた。
もう当分機材はいいや・・・と思うのだが、
ホースマンのディスクロックに相応しい脚が欲しいかな(笑)
精神科医の弟の話では忙しい時は物欲に走るのが正常の反応なのだそうです。
僕も同様にハッセルのC135/5.6とバリアブルチューブにステラ買い戻しました。今朝はSONYのQX1が届きました。
いつか暇になた時に使うのを夢見ながら、新しい機材を眺めて恍惚となる・・。最高です!
どうも火がついてしまったようで(^^ゞ
一つのシステムを組み始めると結構こういう早いペースになっちゃいますね。
ヤシコンなんかは物凄いスピードで揃えましたが
物凄い短期間の後に売り払っちゃいました(笑)
もう大判は・・・できればTED800の後玉があれば
言うことないですが、あれは結構大変らしいです。
でも600mmはいい感じですよ。
お医者様のお墨付きであれば・・・(笑)
ブログ拝見しておりますので、ステラを買い戻した・・・と言うのには
ビックリしました。でも値段を見て更にびっくりしました(爆)
ああいう商売はいけませんよね。