連休なので・・・第三回 |
で、随分前から昔買ったゼロ・ハリバートンを復活させようかなぁ・・・などと思っていた。
「復活」とはどういう事かと言うと、手持ちのゼロハリのウレタンが全部ダメになっているので
今のままでは使い物にならないのだ。
このウレタンはとてもよくできたもので、他社のウレタンとは違うらしい・・・と、
銀一で買った時に言われた。
買ったのはもう20年くらい前か。
一つは銀一、もう一つはレモン社で買ったと思う。
銀一で買ったのは106Cだったかな。
レモン社の方はもう一回り大きいが、106Cよりも厚さがない。
当時乗っていたサファリ二号を弄るのに遊びに行っていたカーショップ経由で、カッティングシートでやってもらった。
黄色いニコンのトラックシール(楕円形のやつね)は、かつて新宿に行くたびに使っていたセンタービルの地下にあった時代の
ニコンのサービスステーションでもらったものだ。
その他のライカやハッセル、コンタックスなどのものはみんな銀一でもらったと思う。
ウレタンは何かの時にスーツケース代わりにするのに全部出してそのままにしておいたら
ダメになった・・・ような記憶がある。
ゼロハリを使わずにザックなどを使っていたからあまり困らなかったのだが
ここ数年大量の機材を積み込んだり、車での移動が長かったりするものだから
ホコリを被ったままのゼロハリが気になっていた。
そう言えば、末期のシュリロに電話してウレタンを買おうと思ったら
「すみません、ロット注文なのでダメです」と返事をいただいた。
ゼロハリはその後どうなったか知らなかったのだが、現在はカバンのエースがやっているらしい。
現在のモデルは「中国製」だ。
エースに電話してウレタンが入手できるか尋ねたが、あっさり不可能の返事をいただいた。
ついでに、ビックやヨドバシに行けば新しいゼロハリが買えるのか?と聞いたのだが
量販店には流さないとか・・・その時言われた。
ゼロ・ハリバートンのブランドを安売りさせたくないようなことを言っていたが
今時ゼロハリを定価で買うような人は・・・あまりいないだろう。
そう言うわけで、いつかゼロハリの中身を・・・と時間があるときにウレタンなどの物色をしていたのだが
同じようなのでペリカンなどのウレタンも考えたが、セットになっているようで
大きさもぴったり合うわけではなかった。
ゼロハリは基本的に機材の大きさにウレタンを切りぬいて使うのだが、それも一度切りぬくと大きくは出来るが
小さくはできないので・・・なんだかなぁ・・・となっていた。
で、しばらく見ていなかった「用品年鑑」をパラパラと見ていたら、エツミがその手の用品を出しているので
それをもとに作成することにした。
外枠は近くの建具屋に知り合いがいるのでそこで桐材で枠を作ってもらい、エツミの溝付きウレタンフォームを張り付けようという算段だ。
外枠・・・という考えは、昔、日本カメラかどこかが出版したムック本でスグレモノグッズとかなんとかいうのに
PROCAMというメーカーのものが使われたゼロハリの写真が出ていたのを思い出したからだ。
外枠をしっかり作ってその中を縦横に仕切れば無駄がない。
こんな感じで、うまい具合に出来上がった。
桐材っていうのが日本人らしい(笑)
中身の仕切りは全部エツミのものを使おうと思っていたのだが、仕切りのヤツをいくつか先に買ったら最初から少し曲がっていたので
これは問題だ・・・と、アルミの板で作ることにした。
材料屋に頼んで大きさの違うものを五枚ずつ。綺麗に切れていたのだが、エッジが多少尖っていたのでベルトサンダーとゴム砥石で角を取って
それに溝付きウレタンを張り付ける。
アルマイト処理をしてからそれを張り付けようとも思ったのだが、ほとんどウレタン材が張り付けられるのでやめた。
縦の仕切りは隣どうしで溝がずれるとマズイので結構キチンの位置決めして貼り付け完了。
レンズを買って眺めたりこんなことをやったりしているが、こんなくだらない事でもやってないと
毎日がため息の生活になっちゃうんだよねぇ~~~(-_-;)
僕はペリカンのクッションを買い直しましたが、一旦切ると他の機材が入らなくなるので、専用の仕切りを買いました。
もう製造中止のようでしたが、あちこち探して見つけることができました。が、ペリカンは重いので、ほとんど使っていないです(^^:)
単なるアホです・・・(-_-;)
ペリカンもゼロハリも一度ウレタンを切ると後で難儀しますよね。
私が見た昔のムック本の写真のゼロハリの工夫はとても参考になりました。
ただ、そのPROCAMというところの仕切りがもう無いのが残念です。